東燃ゼネ、三井石油買収で合意 250億円見通し


石油元売り4位の東燃ゼネラル石油は、三井物産子会社で同7位の三井石油を買収することで最終合意した。買収額は250億円の見通し。売上高は単純合算で3兆円を超え、業界3位のコスモ石油に並ぶ。国内石油市場の縮小が続くなか、買収による規模拡大で生き残りを目指す。

18日午後に発表する。東燃ゼネは三井物産から、同社が保有する約9割の三井石油株を取得する。三井物産は三井石油株売却で得る資金で東燃ゼネ筆頭株主の米エクソンモービルから東燃ゼネ株約10%を譲り受け、2位株主となる。

東燃ゼネは全国に約3450カ所の給油所を持つ。三井石油買収によって三井が東京や大阪など都市部に展開する大型給油所約270カ所が加わり、国内のガソリン販売網を充実させる。

併せて三井石油と折半出資する石油精製専業の極東石油工業(千葉県市原市)も傘下におさめる。極東石油はコスモ石油の千葉製油所との一体運営の検討を進めており、東燃は今後もコスモとの交渉を続ける。

東燃ゼネは1949年からエクソンとの資本関係が続いていたが、2012年6月にエクソンから日本事業を約3千億円で買収し、独立経営路線に転換した。エクソンの東燃ゼネへの出資比率は約5割から約2割に減っていた。エクソンは今回の三井物産への東燃ゼネ株譲渡でさらに出資比率を引き下げる。

石油業界再編は、10年に当時の新日本石油と新日鉱ホールディングスが経営統合してJXホールディングスになって以来。エコカー普及や人口減でガソリン需要減は続く見通しで、今後も合従連衡は加速しそうだ。

2013/12/18



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