鉄鋼業界の動向

鉄鋼業界の動向

鉄鋼業界基本情報

  • 業界規模:15兆7,538億円
  • 経常利益計:5,120億円
  • 売上高純利益率:0.9%
  • 過去5年の伸び率:0.1%
  • 総資産額:19兆6,179億円
  • 労働者数:75,646人
  • 平均年齢:39.5歳
  • 平均勤続年数:16.3年
  • 平均年収:587万円

近年の鉄鋼業界の現状と動向

鉄鋼業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。 平成23年の鉄鋼業界の業界規模(主要対象企業56社の売上高計)は15兆7538億円となっています。

急成長から一変記録的な大幅減世界同時不況の影響で鉄鋼需要が減少

過去の鉄鋼業界の推移を見ますと、平成15年から19年までは拡大、19年から20年は横ばい、20年から21年にかけて大きく減少しています。平成19年まで鉄鋼の世界的な需要は拡大を続ける一方でした。新興国向けの建設、自動車需要を中心に、世界経済の拡大とともに鉄鋼業界は成長を続けてきました。ところが20年後半の世界同時不況で事態は一変。世界的な建設用、工業製品用鉄鋼の需要は急減。さらに鉄鋼自体の価格も低下し、鉄鋼メーカーの収益を圧迫しました。平成22年3月決算(他時期決算企業あり)では、主要鉄鋼メーカー58社中、56社が前年割れを記録。27社が最終赤字を計上し、記録的な大幅減となりました。

世界首位アルセロール・ミタルの再編動向にも注目

日本の鉄鋼メーカーは世界的規模で展開しており、粗鋼ランキング(08年)で新日本製鐵は世界2位、JFEスチールは世界5位の生産量を誇ります。06年7月には鉄鋼世界首位のミタル・スチールが世界2位のアルセロールを買収し世界最大の鉄鋼メーカーアルセロール・ミタルが誕生しました。その規模は世界2位の新日本製鐵の約3倍もの粗鋼生産量を誇るとされ、日本の鉄鋼メーカーに脅威を与えています。 20年秋の世界同時不況の影響でアルセロール・ミタルの再編劇は一旦鎮静化。しかしながら、市況の回復が見込まれればさらなる再編が活発化するとの見方もあり、その動向に注目が集まります。

2013/05/15

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